認定看護師をご存じですか?
認定看護師とは
日本看護協会認定看護師認定審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することが認められた者をいいます。
現在、看護師の仕事は多岐にわたり、様々な部署で看護の力を発揮しています。
当院にはさらに看護の専門性を深めた、認定看護師がいます。
それぞれの分野の専門的な知識・技術を持ち、患者さんとそのご家族さま、看護師の抱える問題を解決できる支援をしています。
地域の皆様にお役にたてるよう、努力していますので、不安なこと、心配なことなどぜひご相談下さい。
渥美病院 看護部 部長
認定看護管理者 鈴木 厚子
乳がん看護認定看護師
Certified Nurse in Breast Cancer Nursing
村田 美恵子(むらた みえこ)
乳がんは、女性の罹患率第1位となっており、11人に1人が罹患する時代となりました。乳がんに罹患する方は、20代~80代・90代と年齢層が幅広く、その年代に合わせた心配なことや不安なことが異なります。結婚、妊娠、出産、育児、仕事や介護、経済的負担、ボディイメージの変化などなど心配なことは多くあると思います。一人でも多くの乳がん患者さんがよりよい生活が送れるようサポートしていきます。些細なことでも気軽に相談して下さいね。
がん性疼痛看護認定看護師
Certified Nurse in Cancer Pain Management Nursing
楠 泰臣(くすのき やすちか)
がんの痛み(苦痛)は体の痛みだけでなく、不安・恐怖などの精神面や経済面にまで大きく影響します。病気だけでなく、気持ちや意向、仕事、価値観などを統合的に評価し、患者さん一人一人に合った痛み止めを医師・薬剤師と検討して提案します。
痛みに邪魔されない時間を早く取り戻せるよう、他職種とも連携してよりよい痛みのコントロールを行い、患者さんとご家族様がその人らしく生きていけるようサポートしていきます。
感染管理認定看護師
Certified Nurse in Infection Control
髙栁 加代子(たかやなぎ かよこ)
感染管理認定看護師の役割は、患者さんはもちろんのこと、来訪者や病院職員など病院を訪れるあらゆる人々を感染から守ることです。
院内感染を起こさない・広げないためには、職員ひとりひとりが感染対策についての正しい知識をもって患者さんと接することが必要です。そのために院内感染対策チームという多職種協同チームで、職員教育をはじめ院内の感染対策評価など、さまざまな活動を行っています。
皮膚・排泄ケア認定看護師
Certified Nurse in Wound,Ostomy and Continence Nursing
朝倉 亮子(あさくら りょうこ)
ストーマケア、術後創傷の管理、足病変、褥瘡(床ずれ)の予防とケア、便尿失禁のスキントラブル、排泄コントロールに対するケアを行います。
スキンケアトラブルが改善できるよう、他職種と連携して、その方に生じている問題をアセスメントし、適切なケアを提供していきます。患者さん、ご家族様の尊厳を保ち、その人らしく生活できるようサポートしていきます。
慢性心不全看護認定看護師
Certified Nurse in Chronic Heart Failure Nursing
菊地 玲奈(きくち れな)
心不全は増悪と寛解を繰り返しながら進行するものであり、生涯心不全と付き合っていく必要があります。
そのため、患者さん自身の生活管理が大切です。
これまでの生活背景や大切にしていることなどを踏まえ、その人らしく生活していくために実践できる方法を一緒に考え、支援していきます。また、医師やリハビリスタッフ、薬剤師、管理栄養士などと、入院中だけではなく退院してからも支援していけるよう連携を行っています。