委託検査(医療機器の共同利用)の仕組みについて
委託検査とは、当院の医師による診察なしに、かかりつけ医の先生から『検査のみ』をご依頼いただく仕組みです。
そのため、当院より依頼元であるかかりつけ医への費用請求は自費料金にてご請求させていただきます。
当院にご依頼された検査につきましては、かかりつけ医での保険診療としてレセプトによる保険請求が可能です。
また、患者さんに対しては結果説明時の診察料に検査料金を加えてご請求いただくことになります。
委託検査(診察なし)の依頼(患者さんの窓口負担はありません)
① FAXにてご依頼ください。
FAX:0531-22-9782(画像診断窓口)
<FAX内容>
②画像診断窓口よりFAXにてご連絡いたします。
<FAX内容>
・検査予約通知票
③ 患者さんへのご案内をお願いいたします。
<説明内容>
・検査予約通知票
※検査日時、注意事項(禁忌事項)等をご説明ください。
※検査窓口をご案内ください(診察受付は不要)。
委託検査(診察なし)で「ご依頼可能な検査一覧」
- ※令和6年6月改定
・単純CT : 9,000円 |
・単純MRI : 13,300円 |
・単純X-P : 680円 (撮影枚数により変動) |
・脳波 : 7,200円 |
・誘発筋電図(MCV・SCV) : 2,000円 (1神経につき1,500円) |
・骨塩定量 : 3,600円 (腰椎撮影) |
・腹部エコー : 5,300円 (必要時パルスドプラ1,500円追加) |
・UCG(心エコー) : 8,800円 |
・甲状腺エコー : 3,500円 |
・血管エコー(下肢) : 6,000円 (パルスドプラ加算1,500円含む) |
・血管エコー(その他) : 5,000円 (パルスドプラ加算1,500円含む) |
・スパイロ : 1,900円 (肺活量・フローボリューム) |
・血液ガス分析 : 1,310円 |
- ※CT・MRIについて、読影(診断)レポート有の場合も追加料金は必要ありません。
※画像記録媒体費用(CD・DVD:100円/枚、フィルム:226円/枚)
※全て税込価格
費用請求の流れ:渥美病院
1ヶ月分の委託検査料をまとめて翌月請求(請求書に記載された指定口座へ振込)
費用請求の流れ:かかりつけ医
診察料に委託検査に関する保険点数を加えて請求(患者さん:保険負担割分の支払い)
委託検査料について
各委託検査料は保険点数×10(消費税込)と設定しています。
単純CT、単純MRIをご依頼の際、読影(診断レポート)を希望される場合は、 読影(有)を選択してください。読影(診断レポート)を希望された場合でも、 別に費用はいただいておりませんので、参考資料として是非ご利用ください。
尚、かかりつけ医のみなさまが行う診断に対しては、 診断料(コンピューター断層診断:450点)の保険請求が可能です。
※請求に関するご不明な点は地域連携室(病診連携係)までお問い合わせください。
単純CT、単純MRIの保険請求点数について
CT(コンピューター断層撮影)、MRI(磁気共鳴コンピューター断層撮影)については、 施設基準(厚生局への届出)により保険請求点数が異なります。
当院の届出状況は以下のとおりです。
CT(コンピューター断層撮影) 900点
16列以上64列未満のマルチスライス型の機器による場合
※64列型マルチスライスCTですが、施設基準(専ら画像診断を担当する医師の配置)に対応していないことから 上記点数での算定となります。
MRI(磁気共鳴コンピューター断層撮影) 1,330点
1.5テスラ以上3テスラ未満の機器による場合
機器紹介
CT撮影装置(令和4年1月導入)
Canon製 Aquilion prime SP 80列 マルチスライスCT
AI機能を搭載したディープラーニング技術(AiCE)を応用し、従来のCTと比べ少ない被ばく線量で、高画質の撮影が可能です。
78cm大開口径ガントリであるため、検査時の圧迫感や閉塞感を和らげることができます。
MRI撮影装置(平成25年2月導入)
ドイツSiemens社製 Magnetom Aera 1.5T
従来のMRIよりもトンネルが広く長さも短いため開放感に優れています。
検査中の騒音についても、最大で従来MRIの97%、平均で84%の騒音をカットします。