専門医が在籍している循環器、消化器、呼吸器を中心に、内科における幅広い分野をカバーしています。循環器内科では、狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患をはじめ、心不全、睡眠時無呼吸症候群、不整脈、大動脈疾患、肺塞栓、下肢の閉塞性動脈硬化症など循環器疾患全般の診療を行っています。さらに糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病の治療による脳心血管疾患の予防・再発予防にも力を注いでいます。消化器内科では、腹痛、下痢といったごく一般的な胃腸炎から、進行した消化器癌に対する治療まで、消化管（食道、胃、十二指腸、大腸）、および肝、胆、膵における幅広い疾患に対応し、精密検査や治療を行っています。呼吸器内科では、長引く咳、発熱といったいわゆる風邪症状から、肺炎、胸膜炎、進行した肺癌等に対する治療まで、呼吸器疾患全般に対する診断と治療を行っています。

脊椎、関節疾患など整形外科のあらゆる分野を網羅して、外来での保存療法から入院での手術療法まで幅広く対応しております。
高齢者の骨折に対してもできる限り早期に手術を行い早期離床、早期社会復帰に努めております。
また、急性期の治療終了後、継続して入院が必要な患者さんに対しては地域包括ケア病棟と連携し、継続して入院診療を行っております。

虫垂炎、ヘルニア、胆嚢をはじめ、緊急性のある腸閉塞や胃、大腸、肺などの癌疾患を含めた手術適応症例に対して、積極的に手術を実施しています。また、近年では乳癌の手術も積極的に行っております。

てんかんや脳卒中（脳梗塞・脳出血などの脳血管障害）、転倒等による頭部外傷の患者さんを多く受け入れています。また、脳出血やくも膜下出血などの救急疾患に対しては診断および治療が迅速に行われるような体制をとっています。

外耳炎、中耳炎、難聴、耳鳴り、めまい、顔面神経麻痺、鼻出血、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、鼻骨骨折、扁桃炎、咽喉頭炎、扁桃肥大などの診療を行っています。

骨折手術を多数行っており、中でも大腿骨骨折の手術件数が多くなっています。手術後継続して中～長期のリハビリテーションが必要な患者さんには、地域包括ケア病棟にて積極的にリハビリテーションを提供しています。

循環器領域では、狭心症や急性冠症候群に対して経皮的冠動脈形成術や経皮的冠動脈ステント留置術といった血液の流れを良くする手術を行っています。消化器領域では胆のう炎等に有効である内視鏡的ステント留置術や大腸ポリープに対して行うポリープ切除術、消化管出血に対する止血術等を行っています。

ヘルニア、胆嚢、乳癌をはじめ、胃や大腸、肺などの適応症例に対しては積極的に治療を実施しています。
中でも、腹部に小さな穴を空けて行う腹腔鏡手術は、開腹手術に比べて治療期間の短縮や術後の痛みの低減など患者さんにも多くのメリットがあります。
消化器癌の（胃、大腸、肝など）の手術にも対応しています。

慢性硬膜下血腫の治療法には外科的手術が推奨されており当院でも実施しています。また、脳動脈瘤に対するクリッピング術も当院では実施しています。
手術後継続して中～長期のリハビリテーションが必要な患者さんには、地域包括ケア病棟にて積極的にリハビリテーションを提供しています。